精神保健福祉センターの面談 その3


私 「さすが、先生は話の分かる方ですね。正直、受付では『来るんじゃなかった』って感じでしたよ。」

私 「それで、早速本題に入らせてもらいますが、先生は過去に虐待された子が、その後、学校や社会でもうまく馴染めず、対人関係に苦労することは分かりますか?」

先生 「うん、もちろん分かる。一番最初に接する親が信頼できなかったら、その後に知り合う人も信頼できなくなるし、どう接していいか分からなくなってしまうよね。」

私 「その通りです。虐待後遺症を抱えている人は、生きづらいんですよ。世間が普通ということを普通と考えられない、そして、周りの人達から浮いてしまいます。住む土地や職場環境を変えても同じことの繰り返しになってしまうんです。だから、自力ではどうすることもできません。何らかのサポートが必要だと私は思います。」

先生 「うん、そうだね。1人で抱え込むのは無理があるね。」

私 「そしたら、なぜ、現在虐待されてる子、虐待している親の相談窓口はあるのに、私みたいな虐待後遺症を抱えている人をサポートしてくれるところはないんですか?先生の所がそういう相談窓口を設けるべきなんじゃないですか? 」

先生 「うーん、なかなか痛いところを突かれてしまったね。僕自身は、君の言う通りだと思ってる。でも、現実には、そうはいかないんだ。」

私 「なぜですか?」

先生 「過去に虐待され、大人になった人は、虐待の傷の他にその後の対人関係で受けた傷、例を挙げきれないほどの傷を受けている。そして、それらの傷の種類や程度は実に様々で、こちらとしては、大々的に相談窓口を掲げられないんだ…。対応しきれないから。」

私 「それは、私たち虐待被害者に泣き寝入りしろ?ということですか?私は、絶対にそれはおかしいと思います。泣き寝入りはしません。」

先生 「うん、分かるよ、その気持ち。いつまでも同じつらいことを繰り返したくないよね。
でも、僕達にも限界があるんだ。都会は、もっと進んでいると思うけど、こんな田舎では人材にも限りがある。だから、おおっぴらにそういう相談窓口あります。とは言わずに個別に対応しているのが、うちのセンターの現状なんだ。だから、決してbyhさんを見放すつもりはないよ。嫌じゃなかったら、また面談に来て欲しい。」

・・・これが、さびれた田舎の精神保健福祉センターの現状です。

一応、来月にもう一度面談に行くことにしました。
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長文になってスミマセン

お久しぶりです
無職太郎はあんまりなのでキリシマに改名しました

割と先生誠実に?率直にお話してくれるんだなと思いました。
ウチはもっと田舎なのでもっと遅れてるんだろうな…ていうかどこにでも知り合いがいるから精神科とか保健所行くのも気遣います
虐待被害者の意見を、現在被害を受けてる子の対策に活かすとかもしてほしいなと思いました。子供は対策とか自分の意見とか、思いつかなかったり言いにくかったりすると思うから…
でも道のり遠そうですよね
まずサポートとか救済措置がほしいです

キリシマさんへ。

キリシマさん、こんにちは。
byhです。

ブログを読んで頂き、コメントもして頂けて嬉しいです。ありがとうございます。


改名されたのですね。私も、キリシマさんの方が呼びやすいです( 笑 )

今回、私が面談してもらった精神科医は、看護学校時代の先生でした。

正直、『うわ、知り合いか…。』と一瞬思ってしまったのですが、看護学校での先生の講義がすごく分かりやすかったので、面談してもらいました。

私達が受けてしまった虐待は、悔しいけど、なかったことにはできません。

キリシマさんが言われるように、虐待被害者の声が、現在虐待を受けている子どもたちに活かされて欲しいですね。

私も、自分みたいな人がひとりでも少なくなることを願っています。

プロフィール

byhfs

Author:byhfs
はじめまして。byhfs ( byh )と申します。
2015年の夏に、摂食障害と診断され、仕事を休職しています。
摂食障害の原因は、過去の母親からの虐待と過干渉でした。
摂食障害だけでなく、うつ、対人関係の悩みや、引きこもり、フラッシュバックなどの虐待後遺症を抱えています。多重人格にもなってしまいました。
そんな虐待後遺症を克服するために、日々もがいていることをブログに書いています。
よろしくお願いします。

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