黄緑の付箋は…。


黄緑の付箋が貼られてあったページは、食にまつわるものだった。
fsは、私の摂食障害について、感じたことがあるようだ。

『』にある文章は、fsが付箋を貼っていたページに書かれていたこと。


『親子にとっての食べ物のやりとりは、愛情のやりとりに重なる。
子どもは一方的に親に食べさせられるのではなく、自分自身の空腹を感じてサインを出す。
親はそのサインを読み取って食事を与える。
そこに親子のコミュニケーションの基本がある。』

『子どもは怒りや悲しみや拒絶を、食事を拒否することで表す。
食べない子どもを前に母親は途方に暮れる。
時には怒りがこみあげる。
食卓はわが子との闘いの場になる。』

『食欲と感情は密接な関係にある。
怒りや悲しみを食べることで癒そうとしたり、
怒りや悲しみのあまり食欲を失うといったことが起こる。』

『子どもが空腹を正しく感じ取ることは、自我を把握する力に通じる。
空腹なのに食べ物を与えられなかったり、満腹なのにさらに食べるように言われると、
子どもは自分自身の感覚を把握することができず、自分で食を調節する力が得られない。』

『子どもにとって、母親( 養育者 )から食べ物をもらうことは、
愛情を受け取るという意味を持つ。
母親としては、与えられた食べ物を子どもが食べ、健康になることは
愛情を受け取ってもらったという充足感につながる。』

『愛情が感じられない食事を拒否し、その食事を与える母親を拒否する。』


こんなことが書かれていた。

私は、耳鼻科の先生に背中を押され、去年の夏に心療内科に行ったが、
それ以前から、『自分は摂食障害ではないか?』とは思っていた。

そして、摂食障害に関する本を買いあさり、読みまくった。

それらの本には、必ず、
『摂食障害の原因として、親子関係の問題( 特に母と娘 )、虐待、過干渉があるケースが多い。』
と書かれていた。

心療内科の先生にも言われた。

そして、自分の場合も過去の虐待、過干渉が原因であることが分かった。

でも、どうしても分からないことがあった。

『なぜ、母と娘関係の問題が摂食障害につながるのか?』

このことを心療内科の先生に質問したら、
「アイデンティティーの問題ですね。
愛情を受けて育った人は、正常に自我が形成されるけど、
あなたのように虐待を受けた人は、自我がうまく形成されない。
そのもどかしさや、心の葛藤を自分自身に攻撃するのが摂食障害や自傷行為です。
攻撃の対象を他者に向けた場合は、ボーダーラインになるケースもある。
あなたの場合、『あんな大人になりたくない』という思いが強かったから、
攻撃対象を自分自身に向けたのです。」
と言われた。

その時には、
『ふうん、そうなのか。』
と思った。

だけど、やっぱり、なぜ食事に影響が出るのかが分からないままだった。

fsが、付箋を貼っていたページを読んで、やっと分かったような気がする。

私は、物心ついた時には、既に虐待を受けていた。

後に、あの女のカミングアウトで、虐待は私が1歳になる前から既に始まっていたことを知った。

虐待を研究している小児科医からは、
「あなたへの虐待は、おそらくお母さんのお腹の中にいる頃から始まっていた」
と言われた。

あの女は、私への虐待について、
「身に覚えがない。頭が真っ白になることがあったから、その時にしたかもしれない。
憎かった訳ではない。エリートにしたかったから厳しくした。
褒めたことは一度もない。
歩けるようになってからは、頭をなでたり、抱きしめたことは一度もない。」
と言っている。

私は、幼い頃、食が細かった。

父親が家にいる時は、3人が座って食べていたが、
父親が仕事でいない時の食事は、あの女は私と一緒に食べることはなく、
私の食べる様子を監視していた。

5~6歳の頃は、
食事の時間に制限時間を作られ、時間内に食べることができなかったら、
ペナルティとして、追加のおかずが皿に盛られた。

お腹がパンパンで、箸を止めた私に、
あの女は無理やり私の口の中におかずを押しこんだ。

こんな環境で育った私とあの女の間に、愛情なんて存在しない。

自我が形成される訳がない。

自分で食を調節する力がつく訳がない。

私が食が細かった理由も、摂食障害になった理由も、
やっと分かった。

今、ただただ悔しい。




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No title

byhさん、こんばんは!
美鳥です。

摂食障害の記事、タイムリーでした。

最近、気づいたのですが、私は気分が落ちたり、嫌なことがると
わざと飢餓状態に自分を仕向けている気がしてきてました

以前は、滅入ってるから食欲がわかないだけと思っていたのですが。

もしかしたら、私も軽い摂食障害なんじゃないのか?と思っていたところです。

私の場合、親に対する怒りや反発心がそうさせていたと腑に落ちました。

byhさん、ありがとうございます。

美鳥

byhさん、こんばんは

fsさんがいろいろやってくれたんですね。
本を虐待の読むのは大変だと思います。今虐待されているわけではなくても、辛い記憶がよみがえりますね。

人格も形成されず接触障害にもなって、被害を受けたのに、辛い思いが続きますね。

お大事にしてください。

No title

たびたび美鳥です。

byhさん、大丈夫ですか?

B子さんが辛くないといいなと思います。

東京から応援してます。


美鳥

美鳥さんへ。

美鳥さん、こんばんは。byhです。

コメント、ありがとうございます。

私、一応看護師なので、摂食障害については、あらゆる専門書を読んだんですよ。

でも、どの本にも『親子関係の問題が原因の場合が多い』で終わっているんです。

ずっと気になっていました。

まさか、ネグレクトの本から答えが出てくるとは思いもしませんでした。

すっきりはしましたが、同時に怒りの気持ちもありますね。
『えらいことしてくれたな、お前!』
という感じです。

私は、摂食障害の自助グループに入っています。
と言っても、住まいが田舎なので、ミーティングとかには出られず、会報誌に投稿しているだけなんですが、今、手紙を書いています。

摂食障害の人でも知らない情報かもしれないと思ったので…。

摂食障害は、こじらせると大変ですよ。

早めの対策をオススメします。
と言っても、摂食障害に薬はないので、カウンセリングとかになりますが…。

ぴよさんへ。

ぴよさん、こんばんは。byhです。
コメント、ありがとうございます。

この時間帯にコメントをいただくということは、
ひょっとして、ぴよさん、今日は眠れない日でしょうか?
大丈夫ですか?

虐待の本は、fsが読んでくれたので、助かりました。
fsの予想通り、B子か私なら、最後まで読めなかったと思います。

今回fsが読んだ本は、今までと違って、実話なので、刺激はかなり強いです。

byhの私は、fsが付箋を貼ったところしか読んでいませんが、それでも結構きついです。

でも、今まで読んだ本よりも、虐待の現状や虐待対策の問題点は浮き彫りになっていて、得るものはたくさんありますね。

お気遣い、ありがとうございます。

美鳥さんへ。

美鳥さん、ご心配していただき、ありがとうございます。

今のところ、B子は出てきていないです。

会報誌に出す手紙を書き終わったら、
B子になる前に、恋愛シュミレーションゲームに逃避しようと思っています。

昼寝をしたせいで、多分今夜は朝までコースですね。

あたたかいお言葉、ありがとうございます。

No title

たびたび美鳥です

お元気そうで良かったです!

私のことも気にかけて頂き、ありがとうございます!

美鳥


美鳥さんへ。

いえいえ、こちらこそありがとうございます。

また、美鳥さんのブログにも寄らせていただきますね。

byhさんありがとうございます

今日は寝なくても大丈夫かなと思って起きてテレビ見ていました。

多分明日は寝過ぎるかも。

この先親と会う予定をを作ってないから気分的には楽です。

返事も適当に手を抜いてくださいね。

ぴよさんへ。

ぴよさん、コメントありがとうございます。

安心しました。
お母様と何かあったのかな?と一瞬思ったので…。

私は、今からゲームで恋愛します(*^o^)/\(^-^*)

ありがとうございます

こんにちは。 こちらは久しぶりに晴れています。 そちらはどうでしょうか。

今回の記事 大変参考になりました。 わかりやすく説明してくれたfsさんにお礼を言いたいです。

一番古い記憶なのですが、私も幼い頃食が細くてガリガリにやせていたのですが、年中あの人に「いつまで、もごもごしてるの。 ほんとにもう!」と怒鳴られていました。 2,3歳だったと思います。 

それで自分の中で「私は食べるのが下手なダメな子なんだ。 私がいけないんだ」と思ってました。

摂食障害になったことはないですが、今まで何度か うつ病 もしくはうつ状態になり、そういう時は全く食欲がなくなります。

食べろ食べろと言われるのは、子供のためを思ってだと信じようとしてきたけれど、食を与えること イコール 愛情を与えることだとすると、愛をもらってたわけじゃないんだなと。

ちなみにあの人は実に料理の下手な人で、ほんとまずかったです。 兄弟には例によって、一度も食事のことで文句を言ったことはありません。 食べ物を粗末にしても、「この子はほんとにひょうきん」とかわいがってました(呆)

今日もお話させてくれて、ありがとうございます。 ブログ応援してます。 身体お大事になさってくださいね。

シャイドリーマーさんへ。

シャイドリーマーさん、こんにちは。byhです。

コメント、ありがとうございます。
今起きましたが、こちらも晴れています。

まさか、ネグレクトの本から摂食障害の原因を知ることになるとは思いませんでした。

私も、幼い頃は食の細い子でした。
物心ついた頃には、虐待を受けていたので、
言葉で反抗したりはしませんでしたが、
あの女が作った食事を拒否するかたちで、
幼いながらに反抗したのだなあと思いました。

そして、摂食障害の原因もはっきりしました。

シャイドリーマーさんの場合も、この記事内容に当てはまっているみたいですね。

幼少期の育てられ方って、本当に大切だと痛感しました。

摂食障害は、昔は『思春期病』とも言われていて、患者は若い女性が多かったようですが、今は私のように40代になって診断を受けるケースも増えているようです。

私は、摂食障害も虐待後遺症のひとつであると考えています。

また、何か情報を得たらブログで紹介したいと思います。

いつも応援、ありがとうございます。
プロフィール

byhfs

Author:byhfs
はじめまして。byhfs ( byh )と申します。
2015年の夏に、摂食障害と診断され、仕事を休職しています。
摂食障害の原因は、過去の母親からの虐待と過干渉でした。
摂食障害だけでなく、うつ、対人関係の悩みや、引きこもり、フラッシュバックなどの虐待後遺症を抱えています。多重人格にもなってしまいました。
そんな虐待後遺症を克服するために、日々もがいていることをブログに書いています。
よろしくお願いします。

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