虐待加害者について


よく、「虐待は連鎖する」という言葉を耳にします。

実際には、かつて虐待をされた人でも、結婚して、子どもができても、虐待をせずに幸せな家庭を築いているケースがあります。

しかし、残念なことに、虐待加害者となってしまった人の多くは、過去に虐待を受けていたり、親から適切な愛情を注いでもらっていなかったケースが多いのも事実です。

私は、自分が虐待加害者になる可能性が他の人より高いと思い、結婚はしない、子どもは産まないと決心したのは15歳の時でした。

『なぜ、虐待されることの痛みを分かっている人が、被害者から加害者になるのか?』
私には、それが理解できませんでした。

そこで、先日、虐待を研究している小児科医のカウンセリングの時に、この疑問について聞いてきました。

ここから書く内容は、あくまでも、その小児科医の考えであり、諸説あるということをご了承下さい。

・虐待加害者は、大きく分けると2つのタイプがある。

・①過去に身体的虐待を受けた経験がある。

②過去に親のDVや、他のきょうだいが虐待されている場面を見て育った。

・①、②の共通点は、親から適切な愛情を受けずに育った。

・①に該当する人は、虐待されることの痛みを知っている。虐待をしてはいけないという思いは強く持っている。
しかし、子どもが泣いたり、親の言うことを聞かず、冷静でいられなくなった時、適切な叱り方、接し方を知らずに育ったため、咄嗟に自分が親にされたようなことを子どもにしてしまう。
虐待をしてしまった後で、我に帰り、虐待した自分を責め、思い悩むが、同じことを繰り返してしまう場合が多い。

・②に該当する人は、自分が虐待被害者であるという認識がない。
( DVを見て育った人、他の人が虐待されているのを見て育った人は、広義でいえば虐待被害者だそうです。)
①の人と同様に、親から適切な愛情を注いでもらっていないので、子どもが泣いたり、親の言うことを聞かない時に、虐待をしてしまう。
①の人と決定的に違うのは、②の人は、自分が虐待をしているという認識がない。


この話を聞いて、なるほどなぁと思いました。

私の母親は、完全に②のケースです。

だから、私を虐待したという認識がなかったのかなと思いました。

①、②のいずれのケースも、親から適切な愛情を注いでもらっていなかったことが影響しています。

やはり、子どもが親にどのように育てられてきたかによって、その後の人生が大きく変わっていくのだなと思いました。


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プロフィール

byhfs

Author:byhfs
はじめまして。byhfs ( byh )と申します。
2015年の夏に、摂食障害と診断され、仕事を休職しています。
摂食障害の原因は、過去の母親からの虐待と過干渉でした。
摂食障害だけでなく、うつ、対人関係の悩みや、引きこもり、フラッシュバックなどの虐待後遺症を抱えています。多重人格にもなってしまいました。
そんな虐待後遺症を克服するために、日々もがいていることをブログに書いています。
よろしくお願いします。

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