ある物語。考えてみて下さい。


体重が減っていた事実を知った私は今、byhです。
比較的まともな精神状態です。

これから、私は、ある物語を書きます。
実際の出来事がベースになっていますが、少しだけ手を加えています。
その物語を読んで、もしよろしければ考えてみて下さいね。



とある病室にて…。

この病室には、危篤状態の患者Aさんがいます。
既に、意識はない状態です。

Aさんの病室には、Aさん以外は医師1人と看護師2人がいます。


医師・・・「ご家族、いないの?連絡はついてるの?もう間に合わないかもよ?」

看護師a・・・「一応、娘さんとは連絡が取れました。でも、来ないって言ってます。」

医師・・・「はあ?どういうこと?Aさんの状態、ちゃんと伝えたんだろうね?」

看護師a・・・「はい、もちろんです。でも、どうしても来たくないって…。」

看護師b・・・「詳しいことは分かりませんが、入院される前からAさんとは連絡は取ってなかったようです。」

医師・・・「娘さん、県外なの?」

看護師b・・・「いえ、市内です。」

医師・・・「じゃあ、近いじゃないか。キーパーソンは一体誰なの?」

看護師a・・・「従兄弟さんになってます。その方は、今こちらに向かっています。」

医師・・・「ふ~ん、そうなの。じゃあ、死亡確認と説明は、その従兄弟さんでいいんだね。
アレスト( 心停止 )になったら、呼んで。私は、一旦医局に戻るから。」

看護師a・・・「分かりました。また連絡します。」


数十分後に、Aさんは亡くなった。
従兄弟さんは、Aさんの最期にギリギリ間に合った。
娘さんは、来なかった。

医師がAさんの従兄弟さんの前で死亡確認をし、必要書類にサインをいただいた。

従兄弟さんが、葬儀屋さんへの手配などをしている間に、
看護師aとbは、Aさんの体をきれいにし、お見送りの準備をした。

そして、準備が整い、Aさんのお見送りをした。

・・・

看護師a・・・「結局、娘さん、来ませんでしたね。入院中も1回も面会に来たのを見たことがなかったし…。」

看護師b・・・「詳しいことには触れませんでしたが、娘さんにはAさんに会いに来れない事情があったようですよ。
まあ、色んな家族がありますからね。」

看護師a・・・「だけど、色々あったとしても、親の看取りくらい顔出すべきじゃない?
私には考えられない。」

看護師b・・・「それについては、私たち看護師がどうこう言う問題ではないと思います。」

看護師a・・・「へぇ、bさんは、Aさんの娘さん寄りの考えなんだね。正直引いたわ。」

看護師b・・・「私のことは、どう思ってくれてもかまいません。でも、Aさんの娘さんを悪く言うのはどうかと思います。
Aさんに会いに来なかったということは、生前Aさんは娘さんに、それだけのことをしていたのかもしれませんよ。」


Aさんを見送った後の病室には、不穏な空気だけが漂っていた…。






ご想像がつくと思いますが、この物語の看護師bは、私です。
後日、看護師aが、この出来事についてしゃべりまくり、私は猛バッシングを受けました。
元々、職場には馴染んでいませんでしたが、この出来事を境に、ますます浮いた存在になりました。


そして、Aさんの娘さんも、スタッフからボロくそに言われていました。

このAさんの娘さんは、おそらく私の将来の姿になると思います。



私から見た現実と、世間との溝…。

とても深いと思います。


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byhさんこんばんは

世間では、親を尊敬するのは当たり前だとかいう考え方、教育をしますね。私もそうしなければいけないものだと思っていました。洗脳されています。

どんなにひどいことをされても、所有物のように扱われても、子供は、親に気に入られるように頑張ります。その親の虐待の結果、大人になって生きづらさを抱えることになります。

今でも私の親は、私の子供ををいう通りにさせなくちゃとか、しつけしなさいなどと言っています。

byhさんは、思いきって分籍して、1人でやっていく決意をされたのは勇気のある行動だと思います。

私は多分まだまだです。親の束縛からなんとか抜け出したいです。

お元気ですか?猪木原です

今の世の中ね
そんな事こだわる必要全く無いですよ

最近知ってびっくりしたんですが
家族葬の割合が85%越えたそうです

一般葬する人は
よほど見栄っ張りか世間知らずですよ

自分は、母の葬儀で
家族葬して、しかも
香典を辞退して
うるさい叔父や叔母に
ごちゃごちゃ責められましたけど

もちろん僕も黙ってなかったですけどね

葬儀屋さんに聞いてみると
「今は香典は受けない方がむしろ多い」
との事でした

僕を責めたその叔父も
「子供の世話にはならん。今の世の中どうにでもなる」
って言ってます

実際どうにでもなるんです
そんなに多額のお金も必要ありません

人が亡くなれば
戸籍をたどって市から連絡は来ますが
「縁きってますから知りません」で済む話です

となれば他の身内にも連絡が行くかもしれませんが
べつにいいじゃないですか

うちも女の子3人ですから
葬式代だけ残しとけば
一応葬式はしてくれるでしょうが

その後のこと
法事、お寺との付き合い、親戚付き合い、お墓の管理、
先祖供養、などは

難しそうなら、その必要がないようにしときます

それは親としての務めでしょう

ぴよさんへ。

ぴよさん、こんばんは。
本物のbyhです。
コメント、ありがとうございます。

この記事の物語は、少しだけ手を加えていると書いていますが、ほとんど事実です。私は、職業柄、色んな家族を見る機会があります。また、このAさんのように、入院中に亡くなられる方が多い病棟にいたので、延命治療についてや、生死に関する話がよく話題に上がっていました。

私は、いつも、そういう話題になる度に、他の人とは考え方が違うこと、虐待された子は、虐待されずに育った人とは見える世界が違うことを突き付けられていました。
私の場合は、両親が不仲で離婚していること、自分にパートナーがいなくて身軽なので、親を捨てるという選択ができたのではないかと思います。

ぴよさんの場合は、ご結婚もされていますし、簡単には親御さんとの関係は切りにくいのでは?と思います。

私は、このブログに何回も書いていますが、虐待されずに育った方は、親を尊敬することには抵抗感はないことは理解しています。ただ、その考えを、虐待経験のある人にも当てはめたり、暗黙の了解で、その考えが普通とされていることに疑問を感じてしまいます。

なかなか難しい問題ですよね。
だから、対人関係も築きにくいし、生きづらいのだと思います。

猪木原さんへ。

猪木原さん、こんばんは。
今のところは、比較的ノーマルbyhです。
コメント、ありがとうございます。

確かに、猪木原さんがおっしゃるように、お葬式は、家族葬や、こじんまりした形式が増えているようですね。

でも、入院中のご家族の面会や、看取りについては、猪木原さんのように、柔軟な考えをしている人は、ごくわずかだと思います。

地域性もあるかもしれませんが…。
私の住んでいる地域は、親戚との絡みが強いと思います。

私は、職業柄、色んな家族を見てきました。中には、お金の問題で「1日でも長生きさせて下さい」と頼みこんで来る家族がいます。林業などで、チェーンソーを使う仕事で、手に障害が残った人とかが、国か県から補助金をもらっているようなのですが、日割り計算なのか、「とにかく1日でも長く…。」と強調してくる患者さんの子どもがいたりします。そこには、親への愛情というより、お金への執着丸出しの印象を受けるケースがあります。患者さんご本人は、人工呼吸器などつけてまで生きたくないと言っていたのに、ご本人の意思を尊重せずに、延命治療を求めてきます。
スタッフは、そういうご家族に対しては、特に多くを語りません。

しかし、私がブログ記事に書いたようなご家族に対しては、スタッフの風当たりを強く感じます。「自分の親が入院してるのに、顔も出さないなんて、どうかしてる」とか、ざらに聞きます。

私のように、親子関係に問題があって面会に来ない方、問題はないけど、自営業などをされていて、どうしても仕事に穴を開けることができない方にも、「あの患者さんの家族、全然来ないし、冷たいよね」と言うスタッフが多いです。

多分、これは、『親を敬うのが当たり前』風潮が世間に刷り込まれていることを意味していると、私個人としては感じています。

『この風潮が変わってくれたら、もう少し生きやすいんだけど…。』と、どうしても思ってしまいます。

すみません、何か熱く語り過ぎました。

たびたびすみません猪木原です

「自分の親が入院してるのに顔も出さないなんて、どうかしてる」

それは一般的な考えでしょうね
もしかしたら本当に思いやりの言葉なのかもわかりません

けどその発言した人は
その患者さんやご家族のこと
どれだけ知って言ってるのでしょう?

知らないなら黙っとけです

言うのは勝手ですが

人の悪口言うの好きな人
全く尊敬できません

自分はそんな奴らいちいち相手にする
生き方してませんし

言われたところで痛くも痒くもありません

正論だけが正しいと思っている人は
人を傷つけることが多いです

人として未熟です

もしもそんな人だらけの職場ならイタイですね


byhさんは間違っていません

職場では業務遂行出来るだけの人間関係
保てればいいんじゃないですかね?
大人の対応で

それ以上はべつに必要ないですよね

猪木原さんへ。

猪木原さん、貴重なご意見、ありがとうございます。

やっぱり、猪木原さんは、人としての器が大きい方ですね。

私は、ひねくれっ子で、『へんこ』なので、余計なことを考えてしまっているところもありますが、職場は、決めつけ、押しつけ、少数派をはじく感じの雰囲気で、私は人事異動もなく、約10年同じ部署にいましたが、馴染めなかったし、馴染みたくもなかったです。

幸い、私は職場復帰の際には外来部門で夜勤のない部署に行く予定なので、内心ほっとしています。

看護師は、最近、男性が増えてきましたが、やはり女が多いので、ねちねちしているというか、何かめんどくさい感じが漂っています。

私は、転職組で、元は男ばっかりの会社にいたので、余計にそう感じます。

私をよく知る人は、私のことを「思考が男性的」と言うので、看護の仕事自体は好きですが、職場のノリにはついていけないので、職場とプライベートはきっちり分けてドライな感じでやっていきます。

プロフィール

byhfs

Author:byhfs
はじめまして。byhfs ( byh )と申します。
2015年の夏に、摂食障害と診断され、仕事を休職しています。
摂食障害の原因は、過去の母親からの虐待と過干渉でした。
摂食障害だけでなく、うつ、対人関係の悩みや、引きこもり、フラッシュバックなどの虐待後遺症を抱えています。多重人格にもなってしまいました。
そんな虐待後遺症を克服するために、日々もがいていることをブログに書いています。
よろしくお願いします。

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